cafe time sucre

カフェ・タイム・シュクレは、シュクレの杉浦今日子が、日々の出来事や刺繍のこと、
フランスのこと、もの作りのことなどをつらつらと書き綴る日記です。
コーヒーやお茶を片手に、ひと休みという時間のお供にどうぞ。


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2008.3.21
国立ゴブラン織製作所??
 先日のメルマガで、パリにある『国立ゴブラン織製作所』のことを書いて、ちょっと書き足りなかったので付け足しです。
 ゴブラン織製作所・・・見て字のごとく、間違いなくゴブラン織りを作っているところです。しかも、すべて手作業で。17世紀にしていたのと同じ作り方です。もちろん、恐ろしく手間暇がかかります。1枚を制作するのに、3年とか4年とか、そういう今の時代にそぐわない生産効率でものづくりをしているところです。
 ここは、一般人の見学ができる施設。ガイド付きの見学で、週に3日、時間が決まっています。その時間に門のところに行って『見学したい』と言うと、中に入れてくれます。
 私がここを訪れたのは、5年くらい前のこと。見学の予約も受け付けているらしいのですが、その時は予約無しで見学日に直接行ってみました。
 実はここを訪れたのは2度目。以前行ったときは、『暴風雨で敷地内の木が倒れて、今日は休みになった。』と言われ、入れませんでした。
 『いつ再開するかは分からないから、電話しろ』ということで、数日後に日本語のある本に載っていた電話番号にかけてみると、電話口に出たのはなんとコドモ。あれれ??と思ってしどろもどろになっていると、おじさんに代わり『何だ?』と聞いてくるので、『今日は見学できますか?』と聞いたら、強い口調で『ノン』と言う。『じゃあ、いつできますか?』と聞くと、『いつでもできない。うちを見てどうするんだ?』と逆に聞かれてしまった。どうやらフツーのうちにかかってしまったらしいです。きっとその本の間違いのおかげで見学の申し込みを何度かされていたのかもしれないですね。災難です。素直にごめんなさいでした。まあ、われわれも悪くはないけど。
 そんなこんなで、実際にゴブラン織製作所の敷地内に足を踏み入れることができたのは、その数年後だったわけです。
 ゴブラン織製作所について書くつもりが、脱線してしまった。肝心のことはまた次回にします。長くなりそうなので・・・。

写真はオランダ、ライデンの街並み。本当はフランスの写真と思ったんですけど、すぐには見あたらず、まあ、同じヨーロッパだしいいか・・ということで載せてみました。安易ですみません。

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2008.3.13
ものの値段
 去年から、ものの値段が上昇している・・。ニュースでも食品価格の値上げが話題になったり、灯油やガソリンの価格上昇など、生活に密着している、家計に直に反映するものの値上げが特に話題になっています。
 昨年5月の17年ぶりのキューピーマヨネーズの値上げ。しかも約10%って、全国のマヨラーはどきっとしたはず。(わたしはマヨラーではないので、この件に関しては動揺なし。)そのあともぞくぞくと食品が値上げ。特に感じるのは小麦製品。パスタ、パン、菓子などは、顕著ですよね。毎日の生活に欠かせないモノなので、今後どうなっちゃうの??というのがどうしても気になります。
 でも、気になる値上げは食品だけではないですよ。少し前から(去年か一昨年くらいから)気になってきているのが、生地などの材料の値段。バッグの製作に必要なものの材料や刺繍の材料がじわじわと値上がりしてきているのを感じます。
 生地でいうと、輸入物がまず大幅に値上がりしている。これはまずユーロ高が原因。2003年には120円台だったユーロが(当時はこれでも高いと思っていた。。)今は150円台あたりまえ。うっかりしてると160円台になっていたりする・・・。(うっかりものの私が言うのもなんですが、日本経済、うっかりしてる場合じゃないですよ。)
 それに、輸入といえば運搬費。海外旅行に行くときも、航空運賃の他に“燃料費”なるものがプラスされるのがあたりまえになってもうだいぶたちます。しかも、年々上昇していく。この中で、価格を維持していくのはとうてい無理・・・というのは分かります。仕方ないって思う。
 そしてとうとう、日本国内の生地にもやってきますよ。値上げの波が。先日いつも行く生地やさんが、嘆きの告白をしてました。とてもいい生地を、安く売っている生地やさん。お店の方々の努力が感じられる、真摯な姿勢のお店です。今まで頑張ってきたここも、とうとう値上げをせざるを得ない情況に追い込まれてしまいました。燃料費の上昇に伴う、生地の値上げ。工場で織機を動かす燃料や、輸送に伴う燃料など、どうしても現状の価格のままでは続かないという状況になってきてしまったのです。
 正直、個人的にはマヨネーズの値上げよりかなり厳しいと感じる出来事ですが、お店側が無理をして経営が立ちゆかなくなってしまったり、生産側が質を落として価格を維持しようとしたりするよりは、価格を上げても、消費者が満足のいく品が揃っている方が私はいいと思っています。

写真は日本経済のかけらも気にせず水槽を泳ぐ水族館の魚。経済に懸念はなくても、きっと彼なりの悩みは持っているのでしょう。それにしても、綺麗な身体です。自然の神秘ですね。

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2008.3.6
ハウス・バーモントカレーだよ♪
 最近、お気に入りのカレー屋さんができました。目黒の「ルソイ」。インド・カレーのお店です。「美味しいらしい」という噂を聞きつけて、初めて訪れたとき、予約無しで行ってしまったためその時は満席で入れませんでした。
 でもその初回の衝撃は大きかった・・・。お店の人は全てインド人。もちろん頭にはあの魅惑的なターバン。そして、扉を開けて店内を見渡すと、満席のテーブルの中、ターバン率のなんと高いことか!!!3分の1くらいの人がターバンを巻いたインド人。(ターバンを巻いて、インド・カレー屋にいるのはインド人と断定していいものか分かりかねますが・・。恐らくそうじゃないか・・という個人的憶測のもとに。)
 その国の人がこぞってやってくるなんて、これは期待できる!!絶対また来るぞとココロに誓い、2度目は確実な線で予約を入れて行きました。(でも、あんなにターバン率が高かったのは最初に訪れたあの時だけでした。たまたまだったみたい。)
 やはり、美味い!!好みの味にすぱっとはまり、個人的大好きレストランの上位に一気に躍り出てきたのでした。
 カレーはなんといっても、日本人の国民食。家のカレーからレストランの欧風カレー、インド・カレー、「大好きっ!!」という人が沢山いるはず。・・・と、そんなこんなで(どんな??)友人とカレー話で盛り上がり、勢いで『カレー部』を作ろうということになりました。ていうか、ただたんにカレーを食べるだけなんだけど。
 まずはルソイに行ってターバンの洗礼を受け、そのあとは最近よくある『ご当地レトルトカレー』の食べ比べ会をしよう!!ということになりました。スーパーに行っても、最近ほんとに多いですよね。ご当地カレーのレトルト。以前はルゥが占めていた商品棚を、今はレトルトが乗っ取る勢いで並んでいます。結構、どれも美味しかったりして、こういうものの開発力の凄さを感じます。さすが、にっぽん!!
 さて、そんな話をしている中、友人が『実は最近原点に還って“ハウス・バーモントカレー甘口”にはまっている。』と言い出しました。なぜバーモントカレーで、しかも甘口なのか。彼女の友人が子どものために作り置きしておいたカレーを食べたら劇的に美味しくて、それがバーモントカレー甘口だったところから始まりました。中辛、辛口は、甘口に無理に辛さを出そうとして余分なものが入っている感があってNGだそうです。原点の甘口。これが余分なモノが入っていなくて一番美味いと・・。なるほど。
 というわけで、私も作ってみました。どうせ甘口なら、甘い野菜と合わせようと、春キャベツと豚肉のカレーにしました。でも、ちょっとスパイシーさは欲しいので、カレー粉をプラス。正直、美味しかったです。にっぽんのカレーの味。りんごと蜂蜜もとろぉ〜り溶けてるし。秀樹もカンゲキ!!(ああ・・また古いか・・)

写真は最近お気に入りの『わたなべ牧場 手造りプリン』と『黒豆ゼリー』。このプリン、余計なモノが入っていなくて、ほんとに自分で蒸し器で蒸して作ったプリンとおんなじ味がします。お弁当のソースみたいなのに入ってるカラメルも美味。黒豆ゼリーは程よい甘さがいいです。

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