cafe time sucre

カフェ・タイム・シュクレは、シュクレの杉浦今日子が、日々の出来事や刺繍のこと、
フランスのこと、もの作りのことなどをつらつらと書き綴る日記です。
コーヒーやお茶を片手に、ひと休みという時間のお供にどうぞ。


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2007.11.27
おじさんか?おばさんか?
先日のコラムでご紹介した『シュクレ・プリュス』。新しいプロジェクトに新しいロゴマークを・・・と思い、いろいろ考えた末に(というか、考えたのはデザイナーの田中さんで、わたしはあれこれ口を出しただけです。)羽根と糸と針・・・という組み合わせのマークに決定しました。
 この羽根、『蝶』と間違われる方が多いのですが、じつは『蜂』の羽根です。針で刺す・・というところから。
 先日、そういえば北斎ってどんな風に蜂を描いていたっけ・・・と思い、北斎絵事典の動植物編を見てみました。
 北斎は、ホントに沢山のスケッチを残しています。あらゆる動物、植物、虫、魚、波や雨などの自然現象に至るまで、実に巧みな筆裁きで描いた千点のスケッチを収録したのが『北斎絵事典』。これを見ると、この人は本当に絵を描くことが好きだったのだ・・と感じます。仕事だからね・・くらいの心意気では、この絵は描けないと思う。どんなに小さなスケッチにも愛情が感じられるし、それが命を持って呼吸をしているように感じる・・・これがわたしが北斎を好きな理由。
 で、北斎の描く『蜂』ですが、なにやら『おじさん』ぽい・・・。蝶やトンボはそんなことないのに、なぜ蜂だけおじさんと感じてしまうのか・・・。
 どうやら答えはその大きな黒い目と、ふっくらと丸い胴体にあるようです。目が大きいと、大きいサングラスかけてるみたいに見える。西部警察の大門みたい。(古い?)大門サングラス・・・といえば、オジサンの匂いがしても仕方ない。トンボの場合同じように目が大きくても、体自体はスリムなので、そんなにオジサンぽくない。どちらかというと、仮面ライダーみたい。(これも古い?)
北斎にとって蜂は、男性的だったのかもしれないですね。そういうのって、無意識のうちに画面に出てしまうのかもしれません。でも、私にしてみたら蜂とトンボは中性的かも・・。蝶は女性形のような気がしますが。

 写真は今日は花のアップにしてみました。白にうっすらとピンクがかっているところが清純無垢な感じ。まあ、普通に考えれば少女ですね。まちがってもオバサンではないし、オジサンであるわけがない。
 話しは飛びますが、いつも中華街で買ってくる、友人達の間で大人気の『ラー油』があります。ものすごく美味しくて安い!!どうやら中国から輸入しているものらしいのですが、瓶のラベルに生産者らしい人の写真が載っているのです。この人が、果たしてオジサンなのか、オバサンなのかで議論になりました。どっちにも見える。最終的に『オバサン』であることが発覚したのですが、私たちの間でその美味いラー油は『おじおばさんのラー油』と命名されました。餃子には『おじおばラー油』。これ、絶対です!!

まだ『シュクレ・プリュス』ご覧いただいていない方は、下記のURLをチェックしてみてください!! http://www.sucreweb.com/plus/index.html  
2007.11.20
シュクレ・プリュス
 シュクレの生活提案プロジェクト『シュクレ・プリュス』のお知らせです。
 プロジェクト名『シュクレ・プリュス』の『プリュス』とは、フランス語で『+』のこと。針と糸、そして人の技術と感性で作り上げる刺繍。『縫う』『編む』『結ぶ』、いろいろな技法によって、一本の長い糸が生地の上を彩るカタチは本当にさまざまです。刺繍は暮らしの中に息づいてきたもの。糸も針も、どこの家にもあって、誰もが触ったことのあるもの。でも誰かが確かな技術と感性で作り上げた刺繍は、きっと暮らしの中に特別な彩りを加えられるはず。そんな特別感のある、でも毎日の暮らしに欠かせない、そんなものを作れたら・・・という思いから始まったプロジェクトです。
 なので、アイテムもいろいろ。今までシュクレが提案してきたバッグに加えて、アクセサリー、洋服、雑貨、家具、などなど。いろんなものが登場します。
 作るのは、シュクレの刺繍クラスに通っている方の中の、シュクレ・プリュス参加メンバー。来年初夏に予定している展示会に向けて、それぞれが作品を製作しています。
 もちろん、参加メンバーにとっていろいろな方に見ていただける展示会は大事なこと。でも、実は製作する過程がとても貴重な時間なのです。それぞれが、自分だけのデザインを考えて、パターンを作って、素材を選んで、技法を駆使する。人が集まると、豊かなアイデアがそこに生まれます。
 シュクレ・プリュスの『プリュス』は、アイテムはもちろん、人の持つ力の集合。感性、技術、ものを作ることの楽しみ。そして、少しの新しいこと。今までの刺繍作品にちょっと新しくエッセンスを加えて、生活にわくわくやうきうきやどきどきをほんのちょっとプリュスできたら・・・。
 ホームページで、そんな私たちの活動を見てみてください。

 シュクレ・プリュスのロゴマークは、羽根と針と糸。実はこの羽根は『蜂』の羽根です。蜂も針で刺すというところから。シュクレのトップページのバナーも、このロゴマークから。こちらは羽根をぱたぱたして飛んでっちゃってます。どこまで飛んでっちゃうんでしょう??私だったら羽根があったら、海や川を越えてみたい。足ではできないことをしたいですね。・・・といいつつ、羽根が付いても体力には限界がありそうだから、せいぜいこえられるのは小川くらいかな・・・。まあ、日本海や太平洋は無理でしょう。海越えは素直に飛行機に乗るのがいいってことで。
 さて、シュクレ・プリュスのHPへは、トップページの右側にあるバナーをクリックか、下記のアドレスへ。今後、活動内容を更新していきます。
 よろしかったら、リンクしてください!!お願いします!!
http://www.sucreweb.com/plus/index.html  
2007.11.13
ダブリン
 久しぶりに映画館で映画を見ました。シネアミューズでやっている「ONCE ダブリンの街角で」。
最初主人公の男性が出てきたときに、「まずいな、これは」と思いました。顔が好みじゃない・・・。これは結構大きいです。これから2時間近くの時間を彼の姿を近くから遠くから、時にはアップで見ていくのに、顔が好みじゃないのは致命的・・・。「耐えられるのか?」と少々不安を覚えましたが、全然大丈夫でした。(最後まで顔は好みじゃなかったけど)
 彼の歌声が、とても良かったのです。映画の中で彼はストリートで歌を歌って小銭を稼ぐ、ストリートミュージシャン。しゃべっている時の彼の声は別に普通なのですが、歌っているときの声がいい。
実は彼はアイルランドでは名の知れたミュージシャンらしく、相手役の女性の方とも実際一緒に音楽を作ったりしているということでした。相手の女性の声も、透明感があって素敵です。
 彼らをよく知っているアイルランドの人たちが見たら、また違った意味でのおもしろさがあるんだろうな・・と思いながら見てました。だって、日本で言ったら、福山雅治がストリートミュージシャンの役をやるようなものですよ。そんな映画があったら、ちょっと見てみたい。(別に福山ファンじゃないし、多分実際には見ないと思うけど。)
 そうなると相手の女性は誰がやったらいいんだろう・・と考えちゃいます。最近の若い歌い手さんはよく知らないので、私の知ってる範囲で言うと、・・・やっぱりのりぴーかな・・。ひとつ屋根の下のイメージが未だにあるのか??って感じですが。古すぎですね。すみませんでした。

 写真はアムステルダムの街角で。土曜日のマルシェです。オリーブが沢山!!
 そういえば、山崎まさよしさんなんかもストリートで歌わせてみたい人ですね。相手は誰だろ?ちょっとストーリー変えないとだめだけど、個人的には原由子さんとデュエットなんて素敵かも・・と思います。
 さて、はなしは変わって。シュクレの生活提案プロジェクト『シュクレ・プリュス』のHPができました!!!今後いろいろ情報や活動の進展ぶりをアップしていきます。こちらもぜひご贔屓にお願いします。シュクレのトップページから、バナーをクリックしてくださいね。